最初はシートヒーターなんて要らないよ。。と思っていた私。
今までのクルマには装着していなく、ハスラーで初めてじっくりと体験してみたところ「こりゃ便利・快適だわ」と手のひら返しをしました。
ところで、「頭寒足熱」という言葉は知っていますか?
漢字の通りに「頭を涼しくして足元を温める」ということ。足湯って体はポカポカしているけど意識ははっきりしていて、長時間入っていられます。冬の足湯なんて「頭寒足熱」そのものですね!
長距離運転などで眠気がひどいときに、窓を開けて冷たい空気を入れて眠気を覚ましている方もいると思いますが、要するに「それ」です。
(フレッシュな空気を入れることで車内の二酸化炭素濃度を下げ、眠気を改善している・・・なんてこともありますが、その部分は今回は関係ないので置いておきます。)
頭寒足熱でシートヒーターを
さて、その頭寒足熱ですが、ヒーターを使う際にも意識します。暖房は足元だけ(足元の割合を強く)して体側はオフ、あるいは弱に。
そうすると運転中でも眠気に襲われにくくなり意識もシャキッとしていますが、やっぱり肌寒いです(笑)そのときに便利に使えるのがシートヒーター。
腰下が温まると温風が少なくても温かい。あと暖房はクルマが発生させる熱を利用するため始動直後は寒いままですがシートヒーターは電熱線を使っているので速暖です。
初期モデル、助手席には装備なし
モデル後半に発売された特別仕様車ですと運転席・助手席ともに装備されていますが、私のハスラーでは運転席にだけシートヒーターが装備されています。それでも有り難いのですが助手席が寒いのは申し訳ないわけです。
お金をかけたら何でもできますが、やっぱりお金をかけないで色々やりたいわけです。
賢くパーツを買って助手席にもシートヒーターを追加します。
夏の物は冬(秋)に買え。冬の物は夏(春)に買え。
当たり前ではありますが、シーズンを過ぎた物を賢く購入するのがベスト。汎用性のある自動車用品はインターネット通販の各店では在庫を残しておくより売り切りたい思いが強いと思います。
オンシーズンから半額になる商品もあります。常にチェックしながら販売終了する前に欲しい物を手にいれます。
半値とは行かなかったけど2割3割引は行ける!
2,500円ぐらいの商品が1,499円で買えたので良しとします。すぐに同じ商品はAmazonから消えてしまうので一期一会で。
汎用のシートヒーターでお手軽に対応
1,499円で購入したCOFITというメーカーのシートヒーター。
一番安かったのをサクッと購入してみました。
表面はフェイクレザーで価格相応。
真ん中の部分が温まります。折って配送されたので折り目癖がついています。
裏面は滑りにくい素材で座っていてズレていくことはなさそう。
想像していたとおりであり、それ以上でもそれ以下でもないです。
電源供給はシガーソケット
電源供給はシガーソケットから(写真一番下のソケット)。
ソケットからは通電していると赤いLEDが光ります。結構強い光ですので着け忘れ、とかなくて良いと思います。まぁ周辺がめっちゃ赤いですけど(笑)
シートヒータークッション部分は普通車用なのでハスラーにはちょっと大きいです。
でもネガティブではないでしょう、1,499円だもの・・・。
配線はお尻の方向に伸ばし、運転席と助手席の間を通してシフトレバーに引っ掛けてシガーソケットに接続するのがシンプルです。配線が見えちゃうのが気になりますが、、、だったら「違うのを買おうぜ」です。
スイッチも「強」「弱」の温度2段階調整。
分かりやすくて特に問題もありません。
ちなみに光らないので夜は不便です。
助手席下収納のひっぱり紐を通せば降車時にずり落ちる心配もないですよ。
自由に外せるし、車中泊にも使えます
もう少しだけ便利にしたいな~というぐらいの思いなら、今回のような汎用シートヒーター(ヒートクッション)を付けて済ますのは大いにあり。使わない夏はトランクに入れておけば良いですよね。
また、シガーソケットtoUSBコネクター(シガーソケット→USB変換コネクター)があれば、大容量のUSBバッテリーと繋げて、車中泊時のホットマット的な使い方もできます。
※USBバッテリーの性能 要確認
アイデア次第で使えますのでいろいろと利用シーンを考えてみるのも楽しいです。
見た目は純正品のようにスマートではないですが(笑)
汎用品でも機能に大きな差はありませんし、自由度が高いのも利点!
【車両データ】
車名・グレード:スズキ ハスラー X (2014)
カラー:キャンディピンクメタリック+ホワイト2トーンルーフ
2WD / CVT / エネチャージ / レーダーブレーキサポート / MR31S
総走行距離:約50,300km
平均燃費(エアコン常に使用):18.5km/l