ゴールデンウィークや正月、お盆の連休に名古屋←→兵庫とハスラーで移動しています。高速道路で4時間ぐらい、一般道を使うと6~8時間ぐらいの距離でしょうか。所詮軽自動車ですので静粛性は高くはなくシャーというノイズが発生し車内オーディオの音量も普段より上げるため耳が疲れてしまいます。
また、運転中に右腕をドアとシートの間に差し込んでみると冷気が漂っています。車内が冬なら温まりにくく夏なら冷えにくいということで、少しでも快適な車内空間にしたいので前から気になっていた「風切り音防止テープ」をDIY取付してみることにしました。
ダラダラと書いてみましたが、2月の後半に福井県までハスラーで出かける用事がありその時「寒いのやだなぁ」がきっかけです。
車用ドアモール 風切り音防止テープをAmazonで購入
Amazonで安かった風切り音防止テープ。ホンモノと比べると両面テーブが3M社製ではないとか違いがあるみたいですが、多くは言うまい。倍の長さで価格は半分。激アツでございます。
当時の価格は1,388円(税込)
1ロール8m(ぐらい)のモール。
渦巻状になっているため、中心部は形が乱れています。事前に解いて形をできるだけリセットしたほうが作業もしやすいです。ただ長いです。めっちゃ長いです。
貼り付ける部分の油分をしっかり除去する
風切り音防止モールは経年変化で形がついてしまった(かもしれない)純正のモールの内側に追加して隙間を減らし入ってくる車外の音や空気、空気と一緒に入ってくるホコリなどを防ぐ製品です。
本当は純正のモールに水性ペンで印をつけてドアを閉める、開けるとボディー側に跡が付く。そこを目印にして・・・とやりたいところですが5年以上経過した車両ですとすでに黒い汚れが若干ついていてわかります。綺麗にしつつ当たりをつけながら作業すればカンタン。
両面テーブの粘着性をあげるためにも接着面の油分をしっかり取らないといけません。今の世の中でしたら、アルコール入りのウェットティッシュで拭けば大丈夫。
ぐるりと一周貼り付けます
ドアのアームがあるところから上から下へと一周モールを貼り付けます。
うねうねになりそうなときには長めの間隔で固定して間を少しずつ摘んで調整することで真っ直ぐになります。綺麗に貼れたかなと思っています。
はくり紙を剥がしながら貼っていきます
柔らかいモールですのでカーブも綺麗に貼れます
たまにドアを閉じながら位置の確認をします
引っ張らないで(伸ばさないで)貼り付けます
はくり紙は定期的に切除しないとぐるぐる丸まって邪魔です。
2ロール目、微妙に足りない(笑)
これが中華クオリティと言ってしまえばそれまですが、1ロール目は運転席側のドア2枚分作業して15cmぐらい残りました。丁度いいじゃんとカットしていたわけですが、問題は2ロール目。同じように作業したら約3cm足りません(!)
余ったモールは作業終了まで捨てずにとっておくのが吉。合計の長さは足りてますので記載内容に間違いではないですが・・・罠です。誰がそんなこと予想しようか(笑)
届かない…「なんでや…」と声が出ました。
1ロール目で余ったモールを貼り付け。
アームの下で継ぎ足しも目立ちません。
ちなみに気温が低いからか粘着力が下がって剥がれてきます。ギュッと押し付けてしっかり接着を。
1枚分5分ぐらいの作業時間
間にある黒い線が追加モール。
1枚あたり5分ぐらいの作業時間です。うねうねすると見栄えが悪いですので慎重に作業しました。なかなか綺麗じゃありません?
当然、ドアの閉まりは悪くなります。でも馴染めば気にするほどでもないかなと思っています。ドアを閉めて一晩経てば剥がれることもないかと思います。
巻き込みによる風切り音を防止する「ホンモノ」を購入
さらにAmazonで購入したのが、走行中に発生する巻き込み風を低減するとされているドアモールの「ホンモノ」版。
エーモン 静音計画「風切り音防止モール ドア用」
当時の価格1,117円(税込)
先ほどと同様に理屈はわかります。変化がないわけではないでしょう。
埋めるモールを追加しても隙間はまだまだいっぱいありますので劇的な効果があるかと言えば「そうでもないでしょう」と。
逆に風が回ってノイズになる可能性もあります。そんな意味も含めて変化はあるんだと思います。
目的が「ブログネタのために」になりつつも試してみるです。
リアドアのエッジに挟み込むだけの簡単作業。
ギュッと力を入れないと刺さりませんので走行中にずれたりすることはなさそう。
エッジがないとモールが取り付けられませんので上下に若干の隙間が生まれます。
隙間が埋まり平らになっている面と上下(特に上側)に隙間ができてしまうのは、とても気になります。どうしようもないですけど。
ドア2枚分作業して、もう1枚分余りました。もったいないので実家の別の軽自動車(日産モコ)に付けておきました。SDGsです(使い方間違っている?!)
スマホアプリ騒音計では効果は分からず、でも!
一応、測定しようとスマホアプリの騒音計でビフォー・アフターで記録を取ってみましたが、変わらず(笑)当然、外の状況はすべて違うので同じ状況で比べられません。対向車の居ないド深夜とかなら比較もできるかもですが、ものすごくめんどくせぇっす。
で、ここからはあくまで私の感覚になりますが、若干の変化体感できました。ある特定のノイズと言うか「コー」や「シャー」といった音が減りました。少しこもった音に変化した気がします。劇的な変化はありませんが、ちょっとだけ高音部が抑えられた感じ。
そして運転席ドアのカタカタ音も鳴らなくなりました。また手をシートの側面に差し込んでも冷気がさわさわ来ません。
騒音も大事ですが、エアコンの効きの向上に期待できるのが嬉しいです。逆に言うと長時間運転するときには、気密性が上がったことでこまめな換気が必要になる・・・いや、なったらうれしいな。
理屈では変化があることはわかるので何かしらあったのでしょう。…きっとね。
あ。大きく変化したことありました!ドアがたまに半ドア(閉まりにくい)になる、です!
自己満足のレベルですけど、工具はハサミだけで作業が可能です。お試しあれ!
おまじない、願掛けみたいなイメージ。
耳に届く音が重くなった気はします。うん。
【車両データ】
車名・グレード:スズキ ハスラー X (2014)
カラー:キャンディピンクメタリック+ホワイト2トーンルーフ
2WD / CVT / エネチャージ / レーダーブレーキサポート / MR31S
総走行距離:約63,100km
平均燃費(エアコン常に使用):16.2km/l