我が家のクルマは、ジムニーSJ30(昭和57年式・車検切れ実家に放置)FIAT500(2008年式・2019年に売却)ハスラー(2014年式・嫁さん名義クルマ)というわけで、FIAT500売却後で走行可能なのはハスラーだけです。
メインのハスラーになにか使えないかなと購入済みのFIAT500サイズのスタッドレスタイヤの外形を調べてみると、ハスラー純正サイズとほぼ同じ。
やったー使えるじゃん!と過去の資産を再利用してみました。
FIAT500用2014年モデルのスタッドレスタイヤを流用
再利用したスタッドレスタイヤは、ピレリ 「アイス・アシンメトリコ」。
開発はイタリア、テストは日本でも行われ、中国の工場で生産されている2014年に新売したモデルです。
その前モデルにピレリ「アイス・コントロール」があるのですが、低性能で不評なため量販店でも投げ売りされているブランドのひとつ。
しかし「アイス・アシンメトリコ」は旧作を反省して新開発したアジア(ジャパン)モデルで2014年シーズンの評価も悪くなくコストパフォーマンスの高い商品と言われていました。ま、今となっては古いタイヤです。
今は2020年ですので約5年落ちのタイヤとなります。室内倉庫保存していたため劣化も少なく走行距離も少ないです。
使用期限的に交換したほうが良さそうですが、残り溝もゴムの硬度も使用可能な範囲のため来年度ぐらいのタイヤ交換を前提に今回は再利用としました。
タイヤサイズは以下の通り。
165/60R15 ハスラー純正サイズ 外径約579 mm
175/65R14 FIAT500対応サイズ 外径約583 mm(15インチからのインチダウン)
純正サイズよりやや大きいですが気にするほどではないと思います。
ホイールはスズキ・ソリオ純正14インチを中古で購入
タイヤはOK、でもホイールはPCDもサイズも違うため新たに揃えなければいけません。
ハスラーの純正指定ホイールのサイズは「15X4.5J +45 PCD100 4H」。今回の場合はタイヤ幅が10mm増えますのでオフセット値は変化しないように「14X4.5J +45 PCD100 4H」をチョイス。
調べてみると、アフターパーツでのアルミホイールは数多くありますが、当然高価でオフセット値もローダウン前提なセッティング風。そこでスズキ純正ホイールの中古品をヤフオクで探すことにしました。
ソリオ用 2011年製造 純正アルミホイール「14X4.5J +45 PCD100 4H」を発見。スズキ純正品ですのでハブ径も同一です。追加でハブリングも必要なく、走行時のブレ等の心配もありません。
サイズ的にはソリオ用の他にはワゴンR、ラパン・・・なども対応します。ただし、内径やスポーク内側への出っ張りが少しずつ違いますのでブレーキキャリパーなどとの接触に注意が必要です。ネットなどで調べて「前例あり」な情報を仕入れるのが良いと思います。
ハスラーの指定は、ホイール「15インチ 15X4.5J +45 PCD100 4H」タイヤ「165/60R15」。175幅のタイヤとのマッチングではホイールが若干細いですが、これも許容範囲内。
ソリオ用 MA15S アルミホイール(14インチ)が4本送料込み10,000円で落札できたのでとても安価に購入できました。タイヤ組み込み作業はバルブ交換して別途4本で5,000円ほど。
なかなか格好いいフィンデザインのソリオ用純正ホイール。
ガリ傷もありますが中古品ですので気にしません。
タイヤ交換に付いてはこちらの記事をご確認ください。
純正から変更するということは
スズキ セーフティサポートの各種機能について純正指定タイヤサイズ以外への変更はメーカーも推奨していないのでタイヤサイズの変更は自己判断でお願いします・・・
実際、タイヤ溝の消耗度でもタイヤ外形が変わりますのでそんなシビアな設定ではないと思います。でもブログ上では便宜上自己判断で・・・と書くしか無いですが。
インチダウンによりスタイルが変わります。コレはコレで可愛い14インチホイール。
スズキ純正の「S」のセンターキャップがマッチしていい感じです。
ドーナッツみたいにもっこりしていて「タイヤ感」があります。
はみ出しタイヤは厳禁です。
法律上、ボディーからのはみ出しタイヤはしてはいけません。細かな角度の範囲でOKとかルールがありますが、めんどくせぇですので要は、上から見てタイヤのゴムが見えなければ大丈夫。
上から見ても、はみ出しナシ。黒いのは樹脂製の純正オーバーフェンダー。
前から見ても、はみ出ていません。パツンパツンのツライチ状態。
布製チェーンもそのまま使えます
非金属、布製タイヤチェーン「オートソック(AutoSock)」
金属・ゴム製チェーンとは違い、横滑り防止装置といった電子制御デバイスを無効化することなくその機能をそのまま使用できる冬の安心アイテムで氷よりも雪に強い。
タイヤサイズ的にもそのまま使えるのでこれもFIAT500から流用です。
乗り心地は柔らかく変化
夏タイヤからスタッドレスタイヤに変更してみるとインチダウンの影響でゴム部分が増え、乗り心地は柔らかく変化しました。
ただ、スタッドレスタイヤは夏タイヤと比べると雨でのグリップ力など低下してしまいます(水を貯めすぎる)ので「スタッドレスタイヤを履いている」ということを忘れないように安全運転を心がけないといけません。
正直、純正の15インチサイズは高価なので「町中をチョロチョロ走る、でも走行距離は多いのよ。」という感じでしたら夏タイヤでもホイールごとインチダウンするのを選択肢のひとつとして考えてみても良いのかもしれませんね。
ホイールは揃えたので次回の交換ではタイヤだけ交換すればいいです。今後の維持費削減にもつながります。
前車のパーツが色々使えて良かったです。
タイヤ交換についてはこちらの記事をご確認ください。
純正品のシンプルさが素敵。
中古品で賢くカスタム!夏に純正ホイールや冬タイヤを揃えるとさらにお値打ちです。冬は値上がりしますよ~
【車両データ】
車名・グレード:スズキ ハスラー X (2014)
カラー:キャンディピンクメタリック+ホワイト2トーンルーフ
2WD / CVT / エネチャージ / レーダーブレーキサポート / MR31S
平均燃費(エアコン常に使用):18.5km/l