納車時にディーラーでボディーコーティングをしてもらってから約6年。定期的に洗車機でのワックスはかけているけどもちょっと気合の入ったボディーコーティングしていませんでした。
ちゃんとしたボディーコーティングは費用もかかります。
「それなり」のクオリティーで自己責任OKならば自分で行うものアリ。
前のクルマのFIAT500と同じようにD.I.Y.でボディーコーティングをしてみました。
信頼と実績のオートグリム
僕が愛用しているのは英国王室御用達としても有名な「オートグリム」。
アストンマーチン、ジャガー、ランドローバーなどの多くの高級自動車メーカーに選ばれているトータル・カー・ケア用品です。
実際のモーターショーでも開催前日にはプロの磨き屋さんが多くの出展車両を「超」ピッカピッカにしています。
前職のチューニングもできる老舗のカー用品ショップでもオートグリムを使ってお客様のクルマをピカピカにしていましたのでそれをお手軽にアレンジして作業してみました。
オートグリム・スーパーレジンポリッシュで磨きながらコーティング
塗装表面の細かな傷を研磨し、汚れをとる。その輝きを維持するためのコーティング。
この2つを同時に行えるのがスーパーレジンポリッシュです。
今回のお手軽ボティーコーティングにもぴったりです。
作業には電動ポリッシャーを使用します。それほど高性能・高出力ではありませんが、逆にそれが良いのです。アマチュアには力の加減もわかりませんのでやりすぎることもないです(笑)
洗車の後、ひたすら磨く
しっかりと洗車を行い、水気を拭き取ったら作業開始です。
今回は行っていませんが、ゴムやプラスチック部分などワックスが触れては困るところはマスキングをします。(付着するとなかなか取れず白くなってしまいます)
日光にさらされる屋根は艶もなくなり表面もざらざらとしていました。丹念に磨くことで艶も戻り倉庫の照明が反射して光るようになります。
オートグリムは半固形状のワックスですので側面にもとどまり、それでいて伸びやすいので、ひとつひとつの所作も楽になります。
ボンネット・ドア1枚・とエリアを決めて作業していくと磨きむらもなく進めやすいです。ポリッシャーは円形を描くように使わず、上下に一定の圧力で動かします。
強い力で押さえつけなくて大丈夫。それよりも均一に、長時間同じ場所をかけすぎないようにします。
ボティーのプレスライン(折れ線・山になっているところ)の頂点は意識していなくとも力が加わりやすく、塗装も薄いので注意します。
頂点を基準に谷の斜面をエリアとして磨くと良いと思います。
野外で「モーターショーの輝き」を確認
洗濯物がピッカピカに写っています。
そもそもの塗装クオリティに影響受けますので、高級車の様な輝きではないのですが、それでも、大変綺麗になりました。
研磨とボディコーティングもされていますので、クロスで触れると「すーー」っと滑ってしまいます。体を預けようとするとちょっとびっくりします(笑)
年に1回作業すると綺麗さを維持できます
小さなかすり傷ならオートグリム・スーパーレジンポリッシュをクロスに付けて磨くだけで綺麗になります。
通常の洗車後ワックスは液体ワックスのシュアラスター・ゼロウォーターでお手軽に、年に1回はポリッシャーを使ってある程度しっかりに、と。
頑張り過ぎないぐらいの使い分けが維持活動には結構重要。
お手軽に、それなりに、それでいて満足できるD.Y.I.ボティーコーティング、熱中症に気をつけながら作業してみると楽しいですよ。
夏でしたら夜に作業するのがおすすめです。虫もいなく涼しいのは正義です。
オートグリムを始める方はボディーシャンプーとセットのスターターキットも販売されているから試しやすいですよ!チャレンジです!
ワックス掛けの動画も編集してみました。簡単ですが合わせてどうぞ。
【車両データ】
車名・グレード:スズキ ハスラー X (2014)
カラー:キャンディピンクメタリック+ホワイト2トーンルーフ
2WD / CVT / エネチャージ / レーダーブレーキサポート / MR31S
平均燃費(エアコン常に使用):18.5km/l